マティッチと並ぶ“平均タックル数” マンUに走れる実力派MFがやってきた

マンUに加わるファン・デ・ベーク photo/Getty Images

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攻撃だけの選手ではない

マンチェスター・ユナイテッドの中盤にまた1人大物プレイヤーがやってきた。アヤックスで活躍していたオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークだ。

今冬にはスポルティング・リスボンからMFブルーノ・フェルナンデスが加入し、2019-20シーズンの後半戦に大活躍している。

ポール・ポグバも合わせれば、マンUの中盤には攻撃で違いを作れるトップレベルのMFが3枚も揃うことになる。どう起用していくのかサポーターも気にしていることだろう。
ファン・デ・ベークの実力がトップレベルで通用することはチャンピオンズリーグの戦いでも証明されており、攻守にハードワークできる選手だ。

得点力も高く、中盤からペナルティエリアへ駆け上がってゴールを陥れるプレイも得意としている。マンUの得点力は間違いなく向上するだろう。

それに加えて、ファン・デ・ベークには守備も期待できる。英『Daily Mail』によれば、2019-20シーズンのファン・デ・ベークはエールディヴィジにて1試合平均2回のタックルも記録している。

これはマンUの守備的MFネマニャ・マティッチが昨季記録した数字と同じで、ファン・デ・ベークには前線からのチェイスも期待できる。

問題は起用法か。攻撃重視ならフェルナンデス、ポグバ、ファン・デ・ベークの同時起用もありだが、守備のことを考えるならば同時起用は厳しいかもしれない。

マティッチも2019-20シーズン終盤戦では安定したパフォーマンスを見せており、守備的MFとしての実力は高い。チームをまとめるリーダー的役割も期待でき、マティッチの重要性に気付かされたサポーターも多いだろう。

指揮官オーレ・グンナー・スールシャールにとっては嬉しい悩みとなるが、どの組み合わせがフィットするのか。選択肢はかなり増えており、スールシャールの判断が楽しみだ。

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