インテルに“創造性”もたらすMF活かしたい もう1シーズン見たい司令塔

インテルのルカクとエリクセン photo/Getty Images

まだ見切りをつけるには早い

アルトゥーロ・ビダル、エンゴロ・カンテなど、今夏のインテルには中盤補強の話題が続いている。

カリアリから戻ってきたラジャ・ナインゴランを含めれば、インテルは新シーズンにかなり豪華な中盤が完成することになるかもしれない。

今名前を挙げたビダル、ナインゴランといった選手たちは中盤に強度を加えてくれるはずで、指揮官アントニオ・コンテ好みなファイター集団となるだろう。

では、創造性の部分はどうだろうか。ビダルもナインゴランも優秀なMFだが、司令塔タイプの選手ではない。ニコロ・バレッラ、マルセロ・ブロゾビッチらもそうした選手ではなく、インテルの中盤で創造性を発揮してくれる選手は限られている。

だからこそ、『90min』は今冬にトッテナムから獲得したMFクリスティアン・エリクセンにこだわるべきと主張している。

2019-20シーズンのエリクセンは実力を100%発揮できたわけではなく、物足りない部分もあった。

しかし能力は確かで、トッテナム時代のパフォーマンスを引き出すことができれば大きい。運動量もあり、コンテの要求にも応えられるはずだ。

インテルの中盤にはステファノ・センシもいるが、創造性を武器としているのはセンシかエリクセンくらいのものだろう。

一部では今夏にエリクセンを手放すのではとの話題も浮上していたが、エリクセンに見切りをつけるのは早すぎるのではないか。

ロメル・ルカクら前線の選手とエリクセンが繋がれば面白く、もう1シーズン見てみたい組み合わせだ。

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