新生ローマには“王子”が必要 一度は離れたトッティが帰ってくる?

長年ローマを支えてきたトッティ氏 photo/Getty Images

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将来的には副会長の座も

ASローマに多くのファンが愛した“王子”が帰ってくるかもしれない。

現役時代にクラブの象徴としてローマ一筋を貫き通し、2017年にピッチを退いた元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティ氏。引退後はそのままローマのフロント入りを果たし、スポーツディレクターとしてクラブを支えていた。しかし、ジェームズ・パロッタ前会長と衝突し、昨夏に下部組織時代から合わせると30年間在籍した愛するクラブを離れることを決断。ローマファンに大きな衝撃を与えていた。

そんなトッティ氏は現在、自身でマネージメント会社を設立。今年6月には、インテルの下部組織に在籍する16歳のシモーネ・ボナヴィータと契約したことが明かされていた。代理人業をスタートさせ、新たな道での活躍に期待がかかっている。
ただ、ここにきて古巣復帰の噂が浮上しているのだ。8月にローマは、アメリカのフリードキン・グループに買収された。経営体制が変わったことで、新生ローマはトッティ氏の帰還を画策しているという。伊『calciomercato』などによると、将来的な副会長の座も視野に入れつつ、テクニカルディレクターの椅子を用意している模様。すでにトッティ氏はクラブのCEOを務めるグイド・フィエンガ氏と何度か会談を行なっており、来週には新会長のダン・フリードキン氏とも顔を合わせる予定となっているようだ。

10月に行われる新体制での取締役会で明らかとなる可能性が高いようだが、トッティ氏に対して誠意を見せるために、同氏の誕生日である9月27日に決定が下される可能性もあるとのこと。はたして、トッティ氏はローマでの新たな役割を引き受けるのだろうか。

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