ミランが狙う今夏移籍市場注目株の左SB ウクライナ代表DF獲得に急接近

ウクライナ代表にも選出されているミコレンコ photo/Getty Images

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マンU、ナポリが狙う新鋭SB

来季ヨーロッパリーグに出場する関係でスカッドの層を厚くしたいACミランに頼もしい男かやって来ることとなりそうだ。ロッソネリが新進気鋭の左サイドバック獲得に近づいているという。

2019-20シーズン後半戦の怒涛の追い上げを見せ、最終的にセリエAを6位で終えたミラン。この勢いを継続することができるのならば、来季はトップ4入りも見えてくることだろう。とはいえ、その最大の障害となるかもしれないのがヨーロッパリーグ出場による過密日程だ。昨季はリーグ戦と国内カップ戦に集中すれば良かったが、試合数が増えればベストメンバーで臨めるゲームというのは少なくなる。移籍市場でスカッド全体の力の底上げをしておくことは、ミランが今夏絶対にやっておきたいことの一つだろう。

しかし、その経過は至極順調か。伊『calciomercato』によると、現在ミランはテオ・エルナンデスに頼りきりだった左サイドバックにもう一人選手を加える可能性が高くなっているという。
その加入間近の選手というのは、ディナモ・キエフに所属するウクライナ代表DFヴィタリー・ミコレンコ。同選手は守備力を売りとするSBで、早い段階でボールを刈り取りに行くアグレッシブさと的確な状況判断ができる冷静さを併せ持つ。身長は181cmとそこまで大きくはないが、CBとしてもプレイできるユーティリティ性も魅力の一つだ。ミランはT・エルナンデスのバックアップとして目をつけたようだが、調子次第ではレギュラーとして継続起用しても問題ないほどの実力者か。

そんなミコレンコにはマンチェスター・ユナイテッドやナポリといったクラブも興味を持っているとされる。しかし同メディアによると、現時点で獲得レースをリードしているのはミランなのだという。現在はブレシアのMFサンドロ・トナーリの獲得も決定的と報じられているロッソネリ。今夏移籍市場は大勝利という形で新シーズンに臨むこととなるのだろうか。セリエAで赤黒軍団が影響力を取り戻す日は近いかもしれない。

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