30歳になってから驚異の“276ゴール” 熟成して破壊力増すゴールマシーン

ポルトガル代表のロナウド photo/Getty Images

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全く衰えの気配なし

サッカー選手は30代前半で引退を決断するケースも多く、30代にもなれば世代交代のターゲットにされることもある。

しかし、ユヴェントス所属のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドにその理論は通用しない。ロナウドの場合は30歳を過ぎてからもゴールペースがほとんど変わらず、むしろ上がっているのではと思わせるところもある。

8日にはUEFAネーションズリーグでスウェーデン代表と対戦したが、このゲームでポルトガル代表のロナウドは2得点を記録。代表通算得点を3桁の101にまで伸ばしてきた。代表では2003年からプレイしているが、EUROや第1回ネーションズリーグなどタイトルを獲得したのは30歳を過ぎてからだ。代表キャリアはここ4年ほどがピークと言っていいだろう。
英『Daily Mail』もロナウドの凄さを取り上げているが、ロナウドは何と30歳になってから276ゴールも決めている。キャリアを通しても達成困難な数字だが、ロナウドは約5年でこれだけの得点数を稼ぎ出したことになる。

2018年夏にはユヴェントスの一員として初のセリエAに臨んだが、FWにとって過酷とされるセリエAで30オーバーのプレイヤーがいきなり活躍するのは難しい。

しかしロナウドはそうした常識を常に跳ね返してきた。昨季もリーグ戦では31得点を挙げており、セリエA得点王も見えていた。新シーズンにもう1度セリエA得点王を目指すことだって可能だろう。

35歳といえば欧州を離れる決断を下してもおかしくない年齢だが、ロナウドはまだ止まらない。いつ本格的に衰え始めるのか、それは誰にも予想できないのだ。

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