まるで乾貴士のような“キレキレ”ドリブル 川崎Fの新星がもう制御不能[映像アリ]

川崎フロンターレの三笘薫 photo/Getty Images

東京五輪の2列目争いへ名乗り

元より東京五輪世代は2列目が豪華だと評判だった。

リーガ・エスパニョーラで結果を出すMF久保建英、PSVでは思うようにフィットしなかったが、東京五輪世代の中心選手であるMF堂安律、ガンバ大阪から海外へ羽ばたいた食野亮太郎、中村敬斗。

バルセロナBで技を磨くFW安部裕葵、昨年のコパ・アメリカでも結果を出したアントワープ所属MF三好康児など、海外組も多い。

そんな2列目のポジション争いに、Jリーグから参戦するのが川崎フロンターレMF三笘薫だ。

ここまで川崎はリーグ戦16試合を消化しているが、三笘薫はここまで8得点と大爆発。これはチームメイトのFW小林悠と並んで日本人選手最多得点だ。

三笘薫はルヴァン杯の方でも3得点を挙げており、急激に覚醒した感がある。主に左サイドから仕掛けるドリブルは威力抜群で、相手DFが全く止められないままピッチをドリブルで縦断されてしまうシーンまである。

背後から見ていると、どこか三笘薫がドリブルを仕掛ける姿勢は日本代表MF乾貴士を思わせる。相手との間合いを取るのが上手く、縦にも中にも仕掛けられる。スッと伸びた姿勢から急激に方向転換されると対応は難しいだろう。

来夏に東京五輪を開催できるならば、おそらく久保はスタメン確実だろう。しかし激戦区の2列目でポジションを確保できているのは久保くらいだ。三笘薫がこのパフォーマンスを継続すれば、スタメンを奪い取ることも可能なはず。

今Jで最も見たい選手となっている三笘薫がどこまで伸びていくのか。来夏の五輪へ超強烈なスパートだ。



●最新情報をtwitterで見よう!

twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:国内サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ