アザールでも言うことを聞く 黄金世代を操る司令塔「右に行けと言うなら……」

ベルギー代表を支えるアザールとデ・ブライネ photo/Getty Images

背後からアザールを操る男

今のベルギー代表は黄金世代とも言われ、来夏開催予定のEURO2020はその黄金世代にとって1つの集大成になると考えられている。

そんな黄金世代の中でも実力がずば抜けているのが、レアル・マドリード所属FWエデン・アザールとマンチェスター・シティ所属MFケビン・デ・ブライネの2人だ。

圧倒的な突破力を誇るアザールと、プレミアリーグでティエリ・アンリ以来となるリーグ戦20アシストを記録したデ・ブライネ。この2人が同じ世代に揃ったのはベルギーにとって奇跡と言っていい。

アザールもデ・ブライネには全幅の信頼を置いているのだろう。中盤からゲームをコントロールするデ・ブライネの指示には素直に従うようにしているという。

英『Manchester Evening News』によると、アザールはデ・ブライネにしか見えていない景色があると語っており、ピッチ上のリーダーと認める。

「ストライカーやウイングでプレイする場合、ケビンは僕の後ろにいる。だから時に僕に見えていないものが彼に見えていることがある。彼が今すぐ右に行けと言うなら、僕は彼に従うよ。ポジション的にも彼はピッチのリーダーだからね。ピッチの中でも外でも彼とはたくさん話をしているよ」

デ・ブライネほどのチャンスメイカーに指示されれば、たいていのアタッカーは言うことを聞くだろう。

来夏のEURO2020でもベルギーの主役がこの2人なのは間違いない。ベルギーには優勝を狙う力もあるが、集大成となる大会で頂点に立てるか。

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