リーガ最高の“ドリブラーDF” 久保建英の仲間に加わる超攻撃型サイドバック

オサスナで活躍したエストゥピニャン(右) photo/Getty Images

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左サイドの打開を任せられる

久保建英もレンタル移籍したビジャレアルの積極補強が続いている。

すでに久保、フランシス・コクラン、ダニ・パレホなどリーガ・エスパニョーラで実績を残してきた実力者を数名引き抜いているのだが、また新たに楽しみな人材がやってきた。

16日に獲得を発表したのは、昨季オサスナでプレイしていた22歳のエクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンだ。
エストゥピニャンはイングランドのワトフォードからグラナダ、アルメリア、マジョルカ、オサスナとレンタル移籍を継続していたのだが、昨季はオサスナでブレイク。ビジャレアルの目に留まることになった。

左サイドバックを主戦場とするエストゥピニャンの武器は、ウイングもこなせる攻撃性だ。昨季もリーグ戦で1得点6アシストをマークしており、その攻撃力はビジャレアルにとって大きなプラスとなるだろう。

1人で状況を打開することも得意としており、昨季はリーグ戦で59回ものドリブルを成功させている。

『WhoScored』のデータでは、これは昨季リーガ・エスパニョーラでプレイしたDF登録の選手の中では最多の数字になっているという。

バルセロナのジョルディ・アルバ、レアル・マドリードのダニエル・カルバハルやフェルランド・メンディらより攻撃面では目立っていたと言っていいかもしれない。

久保とエストゥピニャンではポジションも全く異なるが、1人で局面を打開できる点は共通点だ。

左サイドはサイドバックのエストゥピニャンが切り開き、右サイドでは久保が積極的に仕掛けるなんて構図が完成すれば面白いか。

ヨーロッパリーグの戦いにも参戦するビジャレアルは積極的に動いており、リーガで注目したいチームの1つだ。

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