アーセナルに続く“シュートへいけない問題” 214本の数字に感じる物足りなさ

ウェストハムに何とか勝ったアーセナル photo/Getty Images

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前線にタレントは揃っているが……

勝つには勝った。19日にプレミアリーグ第2節でウェストハムと対戦したアーセナルの感想はこんなところだろうか。

FWアレクサンドル・ラカゼットの2試合連続弾と、若いFWエディ・エンケティアの決勝点で2-1の勝利を収めたものの、アーセナルはなかなか攻め込むことができない苦しい展開だった。

このゲームで放ったシュート数は7本だが、敗れたウェストハムは14本も放っている。内容的には満足できないゲームだ。
アーセナルは攻撃に創造性が足りないと何度か指摘されてきたが、このゲームでもシュートに持ち込めない悪い部分が顔を出してしまった。ポゼッション率は63%と高いが、それがチャンスに繋がっていない印象だ。

英『sky Sports』も慢性的な問題とシュート不足を気にかけている。

ミケル・アルテタ就任以降、アーセナルがリーグ戦で放った総シュート数は214本となっており、これは15番目の数字だ。

最多のマンチェスター・シティは372本、リヴァプールは339本、チェルシーは330本と、やはり上位クラブはシュート数が多い。アーセナルとは100本以上もの差があるのだ。

この展開で勝利を掴み取れたことは成長の証かもしれないが、何かを変えなければならないのは明らかだ。

その答えを握るのは出番のないMFメスト・エジル、あるいは獲得が噂されるリヨンMFフセム・アワールのようなチャンスメイカーなのかもしれない。

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