デ・ブライネ、ルカクらに続く “チェルシー産タレント”がバイエルンで輝き出す

バイエルンでブレイクの兆し見せるムシアラ photo/Getty Images

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デル・アリとも比較される逸材

18日に行われたブンデスリーガ開幕節のバイエルンVSシャルケの一戦では、セルジュ・ニャブリ、トーマス・ミュラー、ロベルト・レヴァンドフスキなどバイエルンの見慣れた選手たちがスコアシートに名を連ねた。

その中で、8点目を決めた選手のことをご存知だっただろうか。17歳と205日で得点を決め、バイエルン史上最年少得点者となったMFジャマール・ムシアラである。

ムシアラは今年6月にブンデスリーガデビューを果たしたばかりの選手で、世代別イングランド代表でのプレイ経験もある攻撃的MFだ。
彗星の如く現れた17歳にサポーターも驚いたかもしれないが、ムシアラのキャリアはなかなか興味深い。

実はムシアラは、2011年から8年間チェルシーのアカデミーに在籍していたのだ。

2019年にバイエルンへ移籍することになり、そこでチャンスを掴むことになった。チェルシーのアカデミーから優秀な逸材が他クラブへ。どこか見慣れたパターンではある。

英『90min』はロメル・ルカク、ケビン・デ・ブライネ、モハメド・サラーと同じ道を辿ることになるかもしれないと伝えており、チェルシーを離れた選手が他クラブで大ブレイクするパターンとなる可能性がある。

まだトップチームで活躍するにはフィジカル面を強化する必要があるとの評価だが、それでもトッテナムMFデル・アリと比較されるテクニックは注目に値する。

昨季は19歳のFWジョシュア・ザークツィーがバイエルンでブレイクしているが、今季はムシアラがブレイクする番なのか。

大勝を収めながら若手にもチャンスを与えていく。バイエルンはこれ以上ない開幕節を過ごしている。

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