トゥヘルがPSGに求める人材 補強したい“3つ”のポジションとは

PSGのトゥヘル監督 photo/Getty Images

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指揮官が補強ポイントを明言

フランスの強豪が開幕から大慌てだ。欧州でも屈指のスカッドを誇るパリ・サンジェルマンだが、彼らはマーケット終了までに何人かの選手を補強する必要があるのだろうか。トーマス・トゥヘル監督が、自身の求める人材について言及している。

現地時間13日に行われたオリンピック・マルセイユ戦で3人の退場者を出すなど、怪我人等も含めてその後のスタメン選びにはかなり悩まされたトゥヘル監督。結果的に続くメス戦とニース戦には勝利したが、スカッドのやりくりが困難を極めていたことは間違いない。また同じ状況に陥った場合に備えて、ある程度の実力者を何人か補強しておきたいと思っていてもおかしくはないだろう。何しろ、彼らは未だ昨季限りでチームを去ったDFチアゴ・シウバやFWエディンソン・カバーニ、FWエリック・マキシム・チュポ・モティングといった選手の穴埋めができていない状況だ。

そんな中で、トゥヘル監督はマーケット終了までにPSGが補強すべきポジションについて言及している。仏『France Football』によると、同監督は最低でもあと3人の選手をチームに加えたいと思っているようだ。
「今、PSGには新たに3人のプレイヤーが必要だ。ストライカー、センターバック、そして中盤の選手だよ。試合に出場できない選手の代わりを見つけ出さねばならない。それが現在の課題だ。獲得できるかどうかは全くわからないけどね。チュポ・モティングの決断は残念だった。彼は我々にとって重要な選手であるというのをチャンピオンズリーグで示したのに退団を選んだんだ。でも、解決策を見つけ出せるかどうかは我々次第だね」

T・シウバやカバーニらの穴を埋め切れていないセンターバックとセンターフォワード、そして何人いてもやりくりが難しくなるMFがあと1人ずつ欲しいとトゥヘル監督。はたして現時点では放出の方が目立っているPSGだが、今後各ポジションに実力者を補強していくこととなるのだろうか。すでに巨大戦力を誇っているフランスの盟主だが、選手はいくらいても足りないようだ。

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