ケパにはもう我慢の限界か チェルシーの悩める守護神にまたも痛烈批判が

チェルシーのケパ photo/Getty Imgaes

このままではクラブ史上“最悪のサイン”に

度重なるミスにより、守護神の立場は完全になくなってしまったか。現地時間20日に行われたプレミアリーグ第2節のリヴァプール戦で、チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガがまたやってしまった。

前節のブライトン戦では、54分に相手FWレアンドロ・トロサールが放ったミドルシュートを防ぎきれなかったとして批判を浴びたケパ。そんな中で迎えた今節だが、同選手は54分にビルドアップ時のパスをリヴァプールFWサディオ・マネにカットされ追加点を献上することとなってしまった。マネのプレスも見事だったが、これにチェルシーファンは激怒。SNS上には「もう我慢ならない」、「何度繰り返せば気が済むんだ」、「もう彼のキャリアは修復不可能になってしまった」といった厳しい言葉が乱立している。

自身に吹いていた向かい風をさらに強くしてしまったと言えるリヴァプール戦のケパ。そんな悩める守護神に対しては、クラブOBもクリス・サットン氏も厳しい言葉をぶつけている。英『Daily Mail』に寄稿したコラム内で、同氏はケパについて次のように綴った。

「チェルシーは攻撃的な選手ばかりに大金を費やしたが、GKがアレではそのお金に何の意味があったかと問いたくなるね。ケパは7200万ポンドもの移籍金でチームにやってきたが、それに値するパフォーマンスを見せたことは1度だってない。それどころか、度重なるミスでチェルシー史上“最悪のサイン”としての評価を確立しつつある。フェルナンド・トーレスでさえ5000万ポンド(バルセロナ戦でのゴールで全てを回収したと言う人もいるが……)、アンドリー・シェフチェンコでも3000万ポンドだったのに。対応した直近のシュート16本のうち、実に11本を防げていない彼にはもううんざりだ。きっと、そう思っているのは私だけではないはずさ」

もうケパには我慢の限界といった様子のサットン氏。はたして、チェルシーの守護神は今後こういった批判を振り払うようなパフォーマンスを披露することができるのだろうか。そろそろ好セーブを連発してほしいところだが……。

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