ヴェルナー、ハフェルツより重要 チェルシー最大の補強は“ゴール前の番人”たち

何かと不安定なチェルシーの最終ライン photo/Getty Images

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リヴァプール戦ではミス連発

ティモ・ヴェルナー、ハキム・ツィエク、カイ・ハフェルツら豪華な前線も注目だが、やはりチェルシーが優勝争いに参加するためには守備を修正するしかない。

20日に行われたリヴァプール戦で改めて現実を実感したサポーターも少なくないだろう。前半にはDFアンドレアス・クリステンセンがリヴァプールFWサディオ・マネに抜け出しを許し、最後は押し倒すような形で倒して一発退場の判定を受けてしまった。

さらに後半には昨季から何かとパフォーマンスが疑問視されていたGKケパ・アリサバラガがまさかのキックミス。自陣から繋ごうと考えたのだろうが、味方へのパスをペナルティエリア内でマネに奪われて失点を許してしまった。トップクラブのGKが犯すミスではないだろう。
英『Daily Mail』も改めて守備の問題に触れており、今季のチェルシーにとって最も大きいのはDFチアゴ・シウバとDFベン・チルウェルの獲得だと取り上げる。

ベテランのシウバはスピードにこそ不安があるものの、その経験値はチェルシーの守備を大きく変えることになると期待されている。今すぐに最終ラインの統率をお願いできるプレイヤーだ。

またGKではレンヌのエドゥアルド・メンディの獲得で合意に達したとも言われており、こちらも獲得が決まればケパとメンディがすぐに入れ替わることになるかもしれない。

守備を整備した時こそ、今季のチェルシー真のスタートといったところか。リヴァプールのようなトップクラブ相手に今の守備力で対抗するのは難しく、早くベストな最終ラインを組みたいところだ。

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