右手スーパーセーブで過熱するマンU“1番論争” デ・ヘアVSヘンダーソン勃発

マンUのヘンダーソン photo/Getty Images

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23歳GKの挑戦

国内カップ戦は控え選手たちにとって絶好のアピールの場となるが、22日にはマンチェスター・ユナイテッドの選手たちが特別な輝きを見せた。

マンUは22日にカラバオ杯3回戦でルートン・タウンと対戦して3-0の勝利を収めているが、このゲームで大きな輝きを放ったのはGKディーン・ヘンダーソンだ。

ヘンダーソンといえばシェフィールド・ユナイテッドへのレンタル移籍で大きく評価を伸ばした23歳のGKで、昨季からダビド・デ・ヘアに代えてヘンダーソンをマンUのNo.1に据えるべきといった意見も挙がっていた。
そのヘンダーソンはリーグ戦でこそベンチに座っていたが、今回のルートン・タウン戦では先発出場。80分にはチームを救うスーパーセーブまで披露し、勝利に大きく貢献した。

スコアは3-0となっているが、80分時点ではまだ1-0と僅差だった。ヘンダーソンのセーブがなければ、試合の結果が変わっていた可能性もある。それだけに意味のあるセーブだった。

英『Sportbible』によると、サポーターからもヘンダーソンのプレイを称賛する意見が相次いでいる。デ・ヘアに勝負を挑めると確信した人も多いのではないか。

「ヘンダーソンの右手を伸ばしてのセーブは素晴らしかった。デ・ヘアがまだ1番だが、競争は激しくなる」

「ヘンダーソンのセーブはゲームの重要な瞬間であり、結果を変えるものだった。彼はユナイテッドで1番になるためにあのようなセーブが必要だと理解している」

またこのゲームでは3番手DFと考えられるエリック・バイリーも高い評価を得ている。リーグ戦でヴィクトル・リンデロフ&ハリー・マグワイアのコンビが少し不安定だったことを考えると、バイリーに序列逆転のチャンスありだ。

試合結果だけでなく、何かと収穫のあった一戦と言えよう。特にデ・ヘアVSヘンダーソンは今後も何かと議論を呼ぶことになりそうだ。

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