最強ストライカーとなるために ハーランドが実践するピッチ外での細かな努力

ドルトムントのハーランド photo/Getty Images

「今よりも優れた選手になりたい」

昨季途中にドルトムントへと加入し、たった15試合で13ゴールを荒稼ぎしたノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。2019-20シーズンの大活躍で、この20歳は一気にその評価を上昇させた。サッカー界にまた出現した怪物FWに、ファンはさぞ興奮させられたはずだ。

とはいえ、ハーランドが鮮烈なパフォーマンスを披露したのはまだ1年だけ。ここから真のワールドクラスとしての評価を得るためには、2020-21シーズンも続けて結果を残さねばならいといった見方もあるだろう。そんな勝負のシーズンを迎えるハーランドが、さらなるパフォーマンス向上のためにピッチ外で実践しているという努力を紹介している。独『Revier Sport』が伝えた。

「僕は試合後にいつも欠かさず氷水浴をして、夕方には常にブルーライトカット眼鏡を着用しているんだ。これらの努力はより良い睡眠を得るためにとても役立つ。さらに高いレベルのストライカーとなるために、こういった努力を怠りはしないよ。今よりも優れた選手になりたい。その気持ちこそが僕の原動力なんだ。そのために毎日できることはやっているよ。結局のところ、それは考え方も問題かもしれないけれど、これらを実践することによって心も健やかにすることができる。自分の全盛期はまだこれから。そう信じているよ」

試合で最高のパフォーマンスを披露できるように、ピッチ外における努力も怠っていない様子のハーランド。疲労回復のための取り組みに関して、若きストライカーに妥協はないようだ。ブルーライトが人体に与える影響についてはまだ詳しく解明されていないものの、これを実践することによってメンタル面を健やかに保つこともできるとハーランドは主張している。

いつか最強のストライカーとなる日のため、あらゆる努力を惜しまない19歳の怪物FW。若き点取り屋がいつも最高の状態でピッチに立てているのは、こういったマインドによる部分も大きいのかもしれない。ハーランドが真のワールドクラスとして、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドといった選手に比肩する存在となる日が今から楽しみだ。

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