グリーンウッドに続く逸材か マンUが磨き上げたい16歳FWの巨大な才能

マンUの下部組織でプレイするハギル photo/Getty Images

スタイルはケインに近い

昨季マンチェスター・ユナイテッドで伸びた若手といえば、多くの人が挙げるのはFWメイソン・グリーンウッドの名前だろう。下部組織から昇格したばかりの若者が、まさかここまでの結果を残すと予想していた人がどれほどいたか。2019-20シーズンに彼が残した公式戦17ゴールという数字は、間違いなく世界中のサッカーファンを驚かせた。

そんなサプライズが近いうちにまたマンUで起こるかもしれない。同クラブの下部組織には、まだ将来有望なストライカーが控えているのだ。その名はジョー・ハギル。今夏サンダーランドからマンUにやって来た16歳だ。

まだ16歳。そんな若者に期待をかけるのは早すぎる。そう思う人もいるかもしれない。しかし、英『THE Sun』はそれでもハギルの将来には期待をかけざるを得ないと主張する。

その最大の理由が身長だ。ハギルはこの年齢ですでに188cmものサイズを誇っており、育成年代の選手とは思えぬ高さを備えている。まだ細身ではあるものの、トップで活躍するためのフィジカルはすでに獲得しているとの評価だ。それでいて得点パターンも豊富。サイズを活かしたヘディングでのゴールはもちろんのこと、左右両足から放たれる強烈なシュートやストライカーとして持つべき嗅覚を備えていると、同メディアはハギルの能力をベタ褒めしている。スピードこそ特筆するほどのものはないが、ストライカーとしてのスタイルはトッテナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケインを彷彿とさせるとの絶賛ぶりだ。

グリーンウッドも最初は身体の線が細いとの指摘を受けていたが、最終的にはトップチームで大活躍を披露した。まだ16歳なだけにハギルのデビューはもう少し時間を要することになるだろうが、トップに昇格してから主力となるまでの時間はグリーンウッド並となるかもしれない。マンU下部組織に控える新たな有望タレント。ハギルの動向はこれからもチェックしておきたいところだ。

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