ポチェッティーノもアッレグリも見たい フリーの立ち場にある優秀な指揮官たち

トッテナムで名将となったポチェッティーノ photo/Getty Images

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早く指揮するところが見たい

移籍市場では選手の動きが話題のメインとなるが、フリーの立場にいる優秀な指揮官たちの動きも注目ポイントだ。

現在ならば、トッテナムを離れて以降フリーの状態が続いているマウリシオ・ポチェッティーノ、ユヴェントスを離れてからフリーのマッシミリアーノ・アッレグリ、さらにはマウリツィオ・サッリといった指揮官が狙い目だ。

トッテナムを2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ決勝まで導いたポチェッティーノは、若手の育成に長けた指揮官との評判を確固たるものにした。時間をかけてトッテナムを欧州の強豪と戦えるレベルまで引き上げた手腕は見事だ。
ベンフィカとモナコからオファーもあったようだが、ポチェッティーノの手腕ならばもう少し上のレベルのクラブでも指揮できるだろう。チャンピオンズリーグ上位進出を目指すチームでの仕事が見たいところだ。

アッレグリの今後は photo/Getty Images

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アッレグリもイタリアでの仕事の評価は高い。ユヴェントスではセリエA制覇を継続し、チャンピオンズリーグでもファイナルまで駒を進めた。

一時は英語を勉強してプレミアリーグへ向かうとの話題も出ていたが、イタリア以外のクラブで仕事をするアッレグリの姿を見たいと考えているサッカーファンは多いはず。アッレグリまでプレミアに来れば盛り上がること間違いなしだ。

サッリもユヴェントスでの仕事は1シーズンしか続かなかったが、ひとまずセリエA制覇は達成した。独特な哲学を持つ指揮官ではあるものの、強豪クラブを指揮するだけの力はあるはずだ。

また他にもバルセロナを去ったエルネスト・バルベルデ、2016年にパリ・サンジェルマンを離れてから指揮官を務めていないローラン・ブランも興味深い。

現役時代の実績は申し分ないだけに、ブランの監督業再開が実現すれば大きな話題となるはずだ。

彼らは現在の指揮官市場で人気と実力を備えた人物たちと言えるが、それぞれどこへ向かうのか。特にポチェッティーノとアッレグリの2人は1、2を争う人気指揮官で、早くチームを指揮する姿が見たい。

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