リヴァプールをハットで沈めたFWは何者だ 恐怖のワンタッチゴーラーに注目を[映像アリ]

ハットトリックを決めたワトキンス photo/Getty Images

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静かに、しかし確実に伸びてきた点取り屋

先日のアストン・ヴィラ戦にて、誰も予想しなかった2-7というスコアで完敗を喫したリヴァプール。

中でも衝撃だったのは、プレミアリーグ初参戦にしていきなりハットトリックを決めたアストン・ヴィラの24歳FWオリー・ワトキンスだ。

イングランドの世代別代表などでプレイしてきたわけではないため、ワトキンスはまだまだマイナーな選手だろう。しかし、ここまでエクセター・シティ、ブレントフォード、そしてアストン・ヴィラと地道に階段を駆け上がってきた。
エクセターでプレイしていた2016-17シーズンにはEFL最優秀若手選手賞に選ばれ、その夏にブレントフォードへ移籍。そこでも初年度からプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)で二桁得点を記録し、昨季はリーグ戦25得点と爆発。チャンピオンシップの年間最優秀選手賞に選ばれた。

今夏にアストン・ヴィラへと移籍したわけだが、2部からの移籍ながらワトキンスの移籍金は最大で3300万ポンドに達する契約となっている。いかに高い評価を得てきたかが分かる数字で、その期待にさっそく応えてみせたのだ。

ブレントフォードで通算143戦49得点の数字を残し、満を持してプレミアの舞台へ。リヴァプール戦でのハットトリックもそうだが、今季はすでにリーグ・カップの方でも2得点を挙げている。ワンタッチゴールが多いのも特徴的で、ゴール前の動き出しが上手い。ここはプレミアのDFも注意すべきだろう。

そこまで注目されていなかった移籍かもしれないが、リヴァプール戦の活躍で知名度は一気に上がったはず。24歳は現代サッカー界では遅咲きの方かもしれないが、着々とステップを踏んできたワトキンスがプレミアで暴れる時がきたようだ。

・ブレントフォード時代のゴール集



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