アザール&ウィリアンに続け チェルシーで輝く新たな若き“No.10”

チェルシーのプリシッチ photo/Getty Images

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10番を受け継ぐ22歳の若者

2020-21シーズン、チェルシーに新たな背番号10が誕生した。長くFWエデン・アザールが着用し、昨季はFWウィリアンが背負っていたこの番号。今夏はウィリアンがアーセナル へと移籍したことにより、1年ぶりに空き番号となっていた。

そして、その継承者として指名されたのがFWクリスティアン・プリシッチだ。巷では“アザール2世”なんて呼ばれることもある同選手。ファンの多くも彼が10番を継承することに不満はなかっただろう。

そんな中、プリシッチ本人がこの背番号継承について語っている。『CBS』のインタビューに登場した同選手はチェルシーで10番を背負うことの重要性について理解しつつも、自分にできることを精一杯やり通すつもりだと次のように意気込みを述べた。
「この背番号を受け継いだことは多くのことを意味したよ。これが僕のお気に入りの番号であることは明らかだ。本当にいつかは手に入れたいと思っていた番号だよ。ウィリアンが移籍したから、今季はチャンスだと思った。クラブと話をしていて、彼らも僕のジュユン日ができていると感じてくれたみたいだ。この坂東を背負って初めてピッチに立ったのは、本当に誇りに思う瞬間だったよ。この番号がどれほどの歴史を持っているのかは理解している。何人もの素晴らしい選手が、過去につけてきた番号だ。でも、今は僕がうまくやれるかどうかしか心配はしていないさ」

ウィリアンの退団により、思っていたよりも早く10番が自分のもとに回ってっきたと言えるプリシッチだが、それを受け継ぐにあたっての覚悟はすでにできているようだ。はたして、新たにチェルシーのエースナンバーを背負う男の2020-21シーズンはどのような時間となるか。かつて10番を背負った名手たちと同等の活躍をこの22歳も披露したいところだ。

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