今季中の“メッシ超え”も射程圏 ペップの下で伸びたFWが最高の教え子へ

2016年から共闘しているスターリング(左)とグアルディオラ監督(右) photo/Getty Images

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あと19試合の出場でメッシの記録を上回る

現在、マンチェスター・シティを指揮しているジョゼップ・グアルディオラ監督は誰もが認める世界的な名将だ。これまでバルセロナやバイエルン・ミュンヘンでも数々のタイトルを勝ち取っている同監督。近頃はチャンピオンズリーグで勝てないなどいった意見もあるが、その批判も彼の能力の高さが認められている裏返しと言えるだろう。その手腕は誰もが認めるところだ。

そんなグアルディオラ監督は、これまで様々な世界最高のスターたちを指導してきた。では、その中で同監督が最も多く公式戦で起用した回数が多い選手は誰か。FWリオネル・メッシ、MFケビン・デ・ブライネ、GKマヌエル・ノイアー……。おそらく、思い浮かぶ名前は多いだろう。

結果から言えば、トップはグアルディオラ監督の下で219試合に出場したメッシだ。バルセロナの主役だっただけに、そうなるのも無理はないだろう。しかし、そんなメッシの試合数をもうすぐ抜きそうな選手がいると英『talkSPORT』が伝えている。その選手とは2016年のマンC指揮官就任以来、グアルディオラ監督がウイングとして信頼を置き続けるイングランド代表FWラヒーム・スターリングだ。
現在、スターリングがグアルディオラ政権下で試合に出場した数はなんと「201」。これはメッシ(219試合)、ダニエウ・アウベス(208試合)、シャビ・エルナンデス(208試合)のバルセロナ組に次ぐ全体4位の数字だ。今季あと19試合に出場すればメッシを抜いて単独トップに躍り出ることとなる。メッシがダントツかと思いきや、意外にもあと少しでスターリングが“グアルディオラ監督が最も起用した選手”となるのだ。

トップが入れ替われば、“ペップ最高の教え子”を議論する際にスターリングも候補に加わることとなるだろう。はたして、今季中に彼はメッシ超えを成し遂げることができるのだろうか。少しニッチな記録だが、スターリングの出場試合数には今季注目しておきたいところだ。

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