“7年”も続くストーク生活 有望と言われ続けた超早熟GKの気になる今後

ストークのバトランド photo/Getty Images

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リヴァプールが関心とも

リヴァプールの絶対的守護神はアリソン・ベッカーで変わりないが、2番手GKには不安を抱えている。

アドリアンが2番手を務めているものの、2-7で敗れた先日のアストン・ヴィラ戦でもミスがあるなど、プレミア王者にふさわしいGKなのかは微妙なところだ。

その影響もあるのか、英『Daily Mail』はリヴァプールがストーク・シティに所属する27歳のGKジャック・バトランドに関心を抱いているとの情報を伝えた。
リヴァプールが本格的に動くかは分からないが、それ以上にバトランドのキャリアがどう変わっていくかは気にかかる。

バトランドにビッグクラブ移籍の話題が出たことは過去にもあり、実力あるイングランド人GKとして評価は高かった。

何よりイングランド代表デビューを果たしたのは19歳と158日。GKにしては珍しい超早熟な選手だったのだ。

ところが、ステップアップがなかなか進まなかった。今やプレミア・チャンピオンシップ(イングランド2部)にまで落ちたストークに2013年から7年も滞在しており、バトランドのキャリアは不思議な道を辿っている。

2018ロシアワールドカップでも代表メンバー入りしていたが、今はマンチェスター・ユナイテッドのディーン・ヘンダーソンやバーンリーのニック・ポープなども評価を伸ばしている。

バトランドが最後に代表のゴールマウスを守ったのは2018年9月のスイス戦だ。

キャリアの流れを変えてEURO2020や2022カタールワールドカップを目指すには、2部に沈むストークを離れるしかない。

果たしてビッグクラブへの移籍は叶うのか。実力があると言われながら、下位クラブ生活が想像以上に長引いている。

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