ミラノダービーの注目はやはりイブラ 元伊代表も口にする存在の大きさ

ミランへ復帰を果たして以降、圧倒的なパフォーマンスを披露してきたイブラヒモビッチ photo/Getty Images

イブラヒモビッチの経験は他に類を見ない

イタリアサッカー界のレジェンドであるクリスティアン・ヴィエリが、衰え知らずの怪物を絶賛している。

17日に行われるセリエA第4節で、今季初となる伝統のミラノ・ダービーが開催される。この試合において、ACミランの選手として間違いなく注目を集めているのが背番号「11」を背負う39歳の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチだろう。

今年1月の移籍市場でイブラヒモビッチが復帰を果たして以降、ミランの黒星はわずかに2つ。3月20日のジェノア戦を最後に、公式戦19試合負けがない。同選手自身も直近の公式戦4試合は、新型コロナウイルス感染の影響で欠場を余儀なくされていたが、開幕戦で2ゴールを記録するなど、2試合3ゴールの活躍を見せているのだ(昨季は公式戦20試合11ゴール5アシスト)。また、やはり周囲への影響も相変わらず大きく、今季もチームメイトたちがよくインタビューでイブラヒモビッチの偉大さを口にしてている。

そんなイブラヒモビッチを、現役時代にインテルで大活躍(ミランでもプレイ経験あり)したヴィエル氏も絶賛。伊『Gazzetta dello Sport』などによると、インタビューで「イブラヒモビッチの経験は他に類を見ないものだ。すべてを網羅している。テクニック、試合のビジョン、ゴールの数字、チームのプレイを向上させているんだよ。彼はみんなのクオリティを引き上げる。彼は今回のダービーでも、まるでタバコをふしているようにプレイするんじゃないかな」と述べた。

イブラヒモビッチが加入してから喫した2つの黒星のうち、もう1つがインテルとのミラノダービーだ(2-4)。この衰え知らずの怪物は前回の雪辱を果たし、ミランに白星をもたらすことができるのか。

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