“イタリア版サンチョ”への道 ロナウド後の時代に期待かかるユーヴェの17歳

世代別イングランド代表でもプレイするサミュエル・イリング・ジュニオール photo/Getty Images

チェルシーからユーヴェへ向かったワンダーキッド

ユヴェントスでは今も35歳のFWクリスティアーノ・ロナウドがエースを務めているが、数年後の未来を見据えて若手の育成にも積極的な姿勢を見せている。

今夏にもフィオレンティーナから22歳のFWフェデリコ・キエーザを加え、同じく今夏に合流した20歳のFWデヤン・クルゼフスキもすでに戦力となりつつある。彼らは「ロナウド後」の時代を引っ張る存在となるかもしれない。

さらに若い世代にも注目したい。英『GIVE ME SPORT』がロナウド退団後にチャンスがくるはずと期待をかけているのは、チェルシーのアカデミーで育ってきた17歳のFWサミュエル・イリング・ジュニオールだ。

ウイングを主戦場とするレフティーのサミュエル・イリング・ジュニオールは、U-17イングランド代表でもプレイする期待の若手アタッカーだ。

今夏にチェルシーを離れてユヴェントスへ加わっており、現在はU-19のカテゴリーでプレイしている。早くもエンポリ戦ではアシストも記録しており、同メディアはイタリア版のジェイドン・サンチョになれるのではと期待しているのだ。

チェルシーではカラム・ハドソン・オドイやクリスティアン・プリシッチなど若いサイドアタッカーが揃っており、数年経ってもサミュエル・イリング・ジュニオールがトップチームでチャンスを得るのは難しかったかもしれない。

ユヴェントスでポジションを確保するのも簡単ではないが、同メディアはユヴェントスがチームの若返りへ動くタイミングでチャンスがくると信じている。

まずは下のカテゴリーで2年ほど経験を積み、ロナウドが去るタイミングでトップチームへ。これがサミュエル・イリング・ジュニオールにとって理想のシナリオだろうか。

最近はイングランド人選手が国外で伸びるケースが続いており、イタリアで同じ道を歩まんとするサミュエル・イリング・ジュニオールにも注目したい。

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