インテルの評価は“レアル以上” 「このグループ内で最強のチーム」

インテルはGL首位突破も狙えるか photo/Getty Images

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カウンターの破壊力は欧州随一

今季チャンピオンズリーグのグループBにおいて、最強のチームはレアル・マドリードでないのか。同大会で最多優勝を誇り、昨季リーガ・エスパニョーラを制して今季も欧州最高峰の戦いに身を投じる白い巨人。優勝候補の一角に数えられてもおかしくはない彼らだが、同じグループのライバルは彼らが1位突破の本命ではないと考えているようだ。

そう話すのは、ボルシアMGのアシスタンントコーチを務めるオリバー・ノイビル氏。同氏はこのグループBの中で最強と位置づけられるのは、初戦で対峙するインテルだと考えているようだ。伊『FCINTER1908.it』によると、現地時間21日に行われるネッラズーリとの一戦を前に同氏は次のように自身の見解を語っている。

「私が考えるに、インテルはこのグループ内で最強のチームだ。彼らは前を向いた際に大きな力を発揮し、その中でもルカクは最も重要な選手だ。得点力もさることながら、彼はとても速い。しっかりとボールを収めることもできるし、DFからロングボールが入った際には大きな脅威となるね。決して彼だけではないのだけれど、間違いなくチームの中心と言える」
「ウイングにも多くのゴールとアシストを決めることが可能なスピードのある選手が揃っているね。彼らのカウンターはシンプルだけど、とても強力だ。チーム全員が何をすべきかを理解している。ハキミも素晴らしい選手。ドルトムントに在籍していたから、彼のことはよく知っているよ。インテルのゲームプランにマッチした、非常にクロスの上手い選手だ」

チーム全体のバランスが良く、特にカウンターアタックの鋭さは一級品とインテルを絶賛したノイビル氏。現時点でレアルの調子はなかなか上がっていないだけに、同氏がこうした結論に至るのも無理はないと言えるか。

グループBに同居するライバルから“レアル以上”との評価を受けるネッラズーリ。はたして、今季のインテルはCLで旋風を巻き起こすことができるのか。アントニオ・コンテ体制2シーズン目となる蒼黒軍団が、今季は欧州最高峰の舞台で暴れ回る予感がしてきた。

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