ウーデゴー、ハーランドに続け ミランにも“ノルウェー人FW”がやってきた

レオンとハイタッチするハウゲ(奥) photo/Getty Images

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未来のダークホースとなるチーム

ドルトムントのアーリング・ハーランド、レアル・マドリードのマルティン・ウーデゴーを筆頭に、ここ最近はノルウェー出身プレイヤーがサッカー界を騒がせている。

惜しくもEURO2020出場権は逃してしまったが、焦ることはない。フレッシュな若手選手たちが年齢を重ねれば、2022カタールワールドカップやEURO2024の出場を狙うことは十分に可能なはず。ノルウェーにはその夢を見るだけのタレントが揃っているのだ。

今夏にも注目の若手タレントが欧州五大リーグへ乗り込んできた。ノルウェーのFKボデ・グリムトよりセリエAのミランへ移籍した21歳FWイェンス・ペッター・ハウゲである。
ウイングを主戦場とするハウゲは、ノルウェー代表でもデビューを果たしたブレイク中の逸材だ。昨季はノルウェー国内リーグで18戦14得点10アシストと見事な成績を残し、この夏にはヨーロッパリーグ予選でミランと対戦。そこでミラン側に実力を認められることになった。

伊『Milannews』にれば、ハウゲもノルウェーの若手に実力者が揃っていると自信を覗かせる。ミランではラファエル・レオンやアンテ・レビッチらアタッカーとのポジション争いがあるが、それにも恐れはない。このまま一気にブレイクする考えだ。

「ノルウェーには成長している若手がたくさんいる。全員が大きなステージでデビューしたいと願っている。競争にも恐怖はない。競争はポジティブなものであり、毎回のトレーニングや試合で自分自身の能力を証明しないとね。それはモチベーションになるよ」

今夏にはノルウェー代表の24歳FWアレクサンデル・セルロートがライプツィヒへ移籍するなど、欧州五大リーグに続々とノルウェー出身プレイヤーが集まってきている。ノルウェー代表が本格的にダークホースとなるのも時間の問題だろう。

ハウゲはさっそく4日のスペツィア戦で19分間のプレイタイムを与えられており、ミランでも出番を増やしていきたいところ。184cmとノルウェー出身選手らしくサイズもあるウイングのハウゲがセリエAでも通用するのか楽しみだ。

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