吉田麻也はサンプドリアの「DFマイスター」 アタランタ撃破で賛辞続々

アタランタ戦でフル出場を果たした吉田 photo/Getty Images

欧州屈指の攻撃陣を最少失点に抑える

サンプドリアに所属する日本代表DF吉田麻也に、多くの称賛が寄せられている。

24日に行われたセリエA第5節で、強豪アタランタとアウェイで対戦したサンプドリア。今や欧州屈指と称される強力な相手攻撃陣をPKからの最少失点に抑えると、攻撃ではファビオ・クアリアレッラの先制ゴールを皮切りに90分間で3点を奪ってみせたのだ。3−1でアタランタを撃破したサンプドリアは、前節のラツィオに続いて強豪から勝ち点「3」を奪取し、3連勝を飾っている。

この試合で3試合連続のスタメンに名を連ね、フル出場を果たした吉田。47分にロビン・ゴセンスを止めに行った際、イエローカードをもらう場面もあったが、最後まで集中を切らさずに粘り強いプレイを披露し、チームの勝利、そして3連勝に大きく貢献した。

そんな吉田に地元メディア『Sampdoria News』は採点で「7点(10点満点)」の高評価をつけ「ヨシダのハーフチョイス、ハーフパス、ハーフでの寄せに関してミスをしない。この日本人の使命感や闘争心の証拠だ。信じられない。デュエルでも多くの場面で相手を圧倒し、簡単にはやらせない。サパタとの接近戦にも勝っていた。今日の時点で、我々のDFマイスターだ」と綴っている。

また、「6点」をつけた『TUTTOmercatoWEB』も「アタランタの攻撃力の前では簡単ではなかったが、高い集中力と実用性をうまく試合で披露していた」と評価していた。今やサンプドリアに欠かせない選手となりつつある吉田だが、守備大国のイタリアで輝きを放つことができるのか。今後の活躍にも注目だ。

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