何か手を打たなければレスター戦の二の舞に アーセナル指揮官の真価が試される

レスターにワンチャンスをモノにされ、0-1で敗れたアーセナル photo/Getty Images

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次節の相手はマンU

まだ序盤にリーグ戦で3連敗という結果は避けたいが、アーセナルはそれを回避することができるか。ガナーズが正念場を迎えている。

開幕直後から強豪との対戦が続く状況もあったが、ここまでプレミアリーグで6試合をこなして3勝3敗の勝ち点「9」というアーセナル。順位も11位と、彼らは思ったようにポジションを上げることができていない。

そんな中で次節対戦するのは、またもや“ビッグ6”の一角であるマンチェスター・ユナイテッド。名門同士の対戦となるが、アーセナルはもう負けられない。いくら強豪相手の試合が続いたとはいえ、まだ開幕から7試合目で3連敗というのはダメージが大きい。前節でレスター・シティに敗れてしまった以上、なんとしてでもこのマンU戦は負けられないと思っていることだろう。
しかし、そんなアーセナルに心配な点が一つあると主張するのが、クラブOBのイアン・ライト氏だ。同氏が気にしているのは彼らのカウンターへの対処法。前節レスター・シティ相手に何度もチャンスを作り出しながら、最終的にはカウンター1発で勝ち点3を失うこととなった同クラブ。マンUもカウンターを得意とするチームだけに、また同じことが起きるのではとライト氏は警戒しているのだ。英『Daily Mirror』が伝えている。

「今、アーセナルが最も対戦したくない相手がユナイテッドだろう。彼らとのゲームは非常に難しいものとなる可能性がある。レスターと同様、彼らも相当にタフなチームだ。次の試合もアーセナルにとってはとても厳しいものになる気がするよ。彼らは完璧なゴールを求めず、結果だけに重きを置いたほうがいいように思える」

理想を追い求めるのは悪くないが、その中でもアーセナルは必要に応じて現実との折り合いをつけていかなければならないと主張したライト氏。レスター戦において、彼らはその重要性を痛いほど思い知らされたはずだが、はたして次のマンU戦にミケル・アルテタ監督はどのようなゲームプランを用意してくるのだろうか。似た相手に同じ手を使い続けるような監督ではないはずだが、開幕から数試合で早くも指揮官の腕が試されることとなっている。

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