怪物DFの父との1対1で磨いた技? “巨人版マルシャル”が踏み出す欧州での一歩

ボルシアMGのテュラム photo/Getty Images

レアル相手に2発

ウイングプレイヤーは小柄でスピード豊かな選手が務めるものといったイメージもあるだろうが、190cmを超えている巨人アタッカーがウイングを務めるのも悪くない。

ドイツのボルシアMGでサイドに君臨するのは、192cmのサイズを持つ23歳FWマルクス・テュラムだ。

元フランス代表のDFリリアン・テュラムを父に持つマルクス・テュラムは、父とは違ってウイングを主戦場とするアタッカーだ。

2016年にはU-19フランス代表の一員としてU-19欧州選手権を制した経験も持っており、今ではボルシアMGでもすっかり主力となった。

27日にはレアル・マドリードとのチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節で2得点を挙げる活躍を披露し、自身のキャリアでは初となるチャンピオンズリーグでの得点を記録した。

フランス代表はワールドクラスのアタッカーが揃っているため、マルクス・テュラムが代表に割って入るのは簡単ではないだろう。それでもこのまま成長を続ければ、どこかでチャンスが巡ってくるかもしれない。

ブンデスリーガ公式はマルクス・テュラムについてマンチェスター・ユナイテッド所属でフランス代表のFWアントニー・マルシャルに近いプレイヤーと紹介している。

サイズは違うが、マルクス・テュラムは巨人版マルシャルといったところか。

同サイトはマルクス・テュラムが幼少期から偉大なDFだった父リリアン・テュラムと家の庭でドリブル対決をしていたのだろうと伝えているが、リリアン・テュラムと勝負を続けていればマルクス・テュラムが1対1に強くなっていくのは自然な流れと言えよう。

父に続いてフランス代表で大きな成功を収められるのか。欧州最高峰の舞台で息子マルクス・テュラムが大きな一歩を踏み出した。

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