ドログバ、トーレスをも超える遅咲きの点取り屋 DFはまだ“爆速FW”に大苦戦

レスターのバーディ photo/Getty Images

今季もプレミア得点王の可能性あり

爆速のベテランストライカーは止まらない。

2日にリーズ・ユナイテッドと対戦したレスター・シティでは、またもエースの33歳FWジェイミー・バーディが1得点1アシストと大活躍。チームを4-1の勝利へ導いてみせた。

バーディといえばアマチュアでもプレイしていた遅咲きの苦労人として有名だが、プレミアリーグで積み重ねた得点数は110得点と3桁に達している。217試合の出場で110得点も挙げる得点力は高く評価されるべきだろう。33歳になった今もその勢いに衰えは見られない。

この110得点という数字は特別だ。過去にプレミアリーグで活躍したアタッカーたちと比較すると、この数字はクリスティアーノ・ロナウド、ディディエ・ドログバ、フェルナンド・トーレス、デニス・ベルカンプ、カルロス・テベス、ルイス・スアレス、エリック・カントナといった名手たちも超えている。

最も分かりやすい比較はトーレスか。トーレスといえばリヴァプールとチェルシーでプレイし、特にリヴァプール時代は恐怖のゴールゲッターだった。しかし、そんなトーレスでもプレミアでは通算212試合に出場して85得点に留まる。

バーディは5試合だけ多い217試合をこなし、得点数は3桁の110点だ。ビッグクラブのリヴァプールやチェルシーの方がレスターよりシュートチャンスを多く作れるはずだが、バーディは少ないチャンスを確実に得点へ繋げる特別な力を持っている。

今季もバーディはリーグ戦6試合で7得点と好調だ。昨季に続くプレミア得点王の可能性もあり、プレミアのDFたちは相変わらずスピードスターのバーディに手を焼いている。

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