ヘディングモンスター・ベイルを活かすべし スパーズに欲しい鉄板パターン

ゴールを喜ぶベイルらスパーズの選手たち photo/Getty Images

ケイン&ソン・フンミンに続く引き出しに

1日にブライトンと対戦したトッテナムは終盤の得点で何とか2-1の勝利を収めた。

その決勝ゴールを決めたのは、レアル・マドリードから戻ってきたFWガレス・ベイルだ。久々のゴールに全サポーターが興奮したことだろう。

では、そのゴールをアシストしたのは誰か。こちらも今夏に加わった左サイドバックのセルヒオ・レギロンだ。昨季レアルからセビージャにレンタル移籍して伸びたレギロンは、トッテナムに攻撃力をプラスする存在になると期待されている。

これまでトッテナムの左サイドバックを担当してきたベン・デイビスは攻撃面に課題を残したが、レギロンは縦へのスピードも十分だ。同選手の加入で左サイドの攻撃力は格段にアップした。

英『90min』はレギロンとベイルのラインが繋がれば面白いと主張する。

ベイルは主に右サイドでプレイするため、左サイドバックのレギロンと同じサイドで絡む機会は少ない。期待されているのは、ブライトン戦のようにレギロンのクロスからベイルのヘディング弾が炸裂するパターンだ。

ベイルは空中戦にも強く、ヘディングシュートを武器の1つにしている。ブライトン戦で決めたヘディングシュートはスタンディングから決めたものだったが、今後レギロンがファーサイドへ上げたクロスに右サイドのベイルが高さを活かして飛び込んでくるパターンが増えてくると面白い。

ハリー・ケインとソン・フンミンのコンビはもう完成した。これに続いてレギロン&ベイルのラインも繋がるのか。今季のトッテナムは新戦力のおかげで攻撃の幅が格段に増えている。

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