30代に入ってから“代表50ゴール”の脅威 怪物C・ロナウドに常識は通用しない

ポルトガル代表のロナウド photo/Getty Images

EURO2020でもゴール量産へ

11日に行われたアンドラ代表との親善試合でネットを揺らし、代表通算得点数を102に伸ばしたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。

その得点力は相変わらず驚異的だが、ロナウドの興味深いところは30代に入ってから得点ペースが上昇しているところだ。

ポルトガル代表では通算168試合に出場しているが、30歳になるまでに戦った118試合では52得点に留まっている。

本来は年齢とともにペースダウンするところだが、ロナウドは30代に突入してから出場した50試合で50得点を奪っているのだ。

急激にペースアップしたのは2016年からだ。この年は1年だけで13得点を挙げることになり、ポルトガル代表での年間得点数では自己最多記録を更新。2016年にはEURO2016も制覇しており、ロナウドは30代に入ってからの方が充実した代表キャリアを送ることが出来ている。

続く2017年も11得点と二桁得点に乗せ、2019年には14得点も奪った。今年は新型コロナウイルスの影響で代表戦が少ないが、それでも4試合に出場して3得点を記録している。

ロナウド擁するポルトガル代表はEURO2020での大会連覇を目指しており、おそらくは来年もロナウドがエースのままだろう。来夏のEUROでまたロナウドは主役となるのか。今のところ得点ペースが落ちる気配はない。

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