最後の代表戦から“1年”が経過 ロシアW杯優勝戦士の苦戦は続く

フランス代表としてプレイしていたレマル photo/Getty Images

この2年で評価は大きく変わった

2018ロシアワールドカップ制覇から2年。フランス代表メンバーとして優勝を経験した男の立ち位置は大きく変わった。

この2年ですっかり影の薄い存在となったのは、アトレティコ・マドリードで苦戦が続くMFトマ・レマルだ。

当時のワールドカップではグループステージ最終節のデンマーク代表戦にフル出場したのみだったが、代表の一員として優勝に貢献。同年の夏にはアトレティコへ移籍することになり、レマルはスターへの階段を駆け上がる予定だった。

しかしアトレティコでの2年間は非常に苦いものになっている。今季もリーグ戦の方では5試合に出場して無得点と結果を出せず、今の内容でタレント揃いのフランス代表メンバーに割って入るのは難しいだろう。

スペイン『MARCA』もレマルのことを気にかけているが、実はレマルが最後にフランス代表選手としてピッチに立ってからちょうど1年が経ったのだ。

レマルがフランス代表選手として最後にピッチに立ったのは、2019年11月14日に行われたEURO2020予選のモルドバ戦だ。それも出場時間は2分だけで、そこからレマルは代表に入ることが出来ていない。

25歳という年齢を考えればまだまだチャンスはあるだろうが、フランス代表メンバーへ入るにはクラブでトップレベルのパフォーマンスを披露しておく必要がある。レマルがもう1度代表監督ディディエ・デシャンを納得させる日はくるか。

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