開幕“7試合で5ゴール” シメオネの息子が迎えるストライカーとしての成熟期

ジェノアのシメオネ photo/Getty Images

セリエAで着実にレベルアップ

リーグ戦7試合で15失点と守備には課題を残すが、今季のセリエAで興味深い攻撃軍団となっているのが11位につけるカリアリだ。

カリアリはここまで7試合で14得点を挙げているのだが、その半数以上を2人のアタッカーが奪っている。ともに5点ずつ奪っているFWジョアン・ペドロとFWジョバンニ・シメオネだ。

シメオネといえばアトレティコ・マドリードを指揮するディエゴ・シメオネの息子としても有名で、アルゼンチン代表でのプレイ経験もある。25歳を迎え、シメオネもストライカーとして完成へ近づいているのだ。

スペイン『MARCA』によると、ジョバンニ・シメオネは将来的にカリアリからステップアップする考えを持っているという。中でもリーガ・エスパニョーラとプレミアリーグに強い関心があると明かしており、そろそろカリアリを超えるビッグクラブでプレイしたいところだろう。

「カリアリでハッピーだけど、成長し続けるためにキャリアのどこかのタイミングで移籍を考えている。スペインとイングランドが好きだね。他のリーグでプレイすることで良い選手になれる。それがスペインなら歓迎だね。父はいつもセリエAで僕が多くのことを学ぶだろうと言っていた。イタリアでのゴールは2倍の価値があるとね。父はいつも同じことを言っていたよ」

FWにとって難しいとも言われるセリエAで二桁得点を奪えるストライカーとなれば、シメオネに興味を示すクラブも増えるはず。またアルゼンチン代表にも再び招集されるはずで、2022カタールワールドカップへ向けクラブでアピールを続けていきたいところだ。

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