39歳FWが“8試合連続得点”の偉業 ミランのキングに限界なし

ミランのイブラヒモビッチ photo/Getty Images

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昨季終盤から続くゴールラッシュ

開幕8試合を消化して6勝2分。首位に立つミランは未だ負ける気配がない。今節の相手は好調ナポリだったが、先に2点のリードを奪う盤石の戦いで3-1の勝利を収めてみせた。

立役者はFWズラタン・イブラヒモビッチだ。左サイドからのクロスに合わせる形で2点を奪い、この試合でもチームを勝利に導いた。

何より凄いのは、今季ここまでイブラヒモビッチがリーグ戦全試合で得点を決めていることだ。新型コロナウイルスの影響で第2節のクロトーネ戦と第3節スペツィア戦を欠場したが、その他の6試合全てでネットを揺らして計10得点決めている。
イブラヒモビッチのセリエA連続得点記録は昨季の終盤からスタートしており、昨季の第37節サンプドリア戦、最終節のカリアリ戦でも得点を記録。今季と合わせて現在8試合連続得点中だ。

米『ESPN』はイブラヒモビッチが39歳であることを改めて強調しているが、セリエAで8試合連続得点を記録するのはイブラヒモビッチのキャリアの中で初めてのことだという。39歳にしてイブラヒモビッチは未だ進化中ということか。

SNS上では「セリエAのベストプレイヤー」、「39歳のズラタンがミランをセリエAのトップへ導くのは最高に素晴らしいチャレンジだ」、「彼にとって年齢は単なる数字」などサポーターから称賛の声が挙がっている。

ナポリ戦の終盤に負傷してしまったのは心配だが、鉄人イブラヒモビッチはまたピッチに立てば当たり前のようにネットを揺らしてくることだろう。39歳のストライカーがリーグ制覇の立役者となるケースも珍しいが、イブラヒモビッチはこのままミランを頂点へ導くのだろうか。

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