11試合で“0得点” レアルの攻撃引っ張ってほしいレフティーの寂しい現状

レアルのアセンシオ photo/Getty Images

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アザール、ベンゼマとの爆発が期待されたが……

レアル・マドリードでは復帰と離脱を繰り返すエデン・アザールに注目が集まっているが、逆サイドにいるもう1人のキーマンを忘れているのではないか。

カリム・ベンゼマ、アザールとともにレアルの攻撃を引っ張ると期待されていたFWマルコ・アセンシオだ。左のアザール、右のアセンシオ、中央のベンゼマのトリオは今のレアルで最も破壊力ある攻撃ユニットと考えることができ、彼らの爆発こそ指揮官ジネディーヌ・ジダンの願いだ。

ところがアセンシオが話題に挙がる機会は少ない。それもそのはず、今季ここまで0ゴール0アシストと結果が出ていないからだ。チャンピオンズリーグでは3試合、リーグ戦は8試合をこなしているが、合計657分間のプレイタイムで得点がないのはあまりに寂しい。単純に影が薄くなってしまっているのだ。
アセンシオは長期の負傷離脱から復帰した選手でもあるため、まだベストフォームを取り戻すのに時間がかかるのかもしれない。とはいえ、アセンシオが得点に関与できないのはレアルにとってダメージが大きい。1-2で敗れた11月28日のアラベス戦で再びアザールが負傷してしまったこともあり、ますます得点を奪う武器が少なくなってしまった。

スペイン『as』はジダンがアセンシオのことを信頼しているとは伝えているが、アセンシオはその期待に応えられていない。チームもリーグ戦では早くも3敗目を喫してしまった。3試合続けて1点しか奪えていないことも気がかりで、レアル期待の攻撃トリオが爆発するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。

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