ミュラーと並んでアシストランク1位へ “走れる”日本のチャンスメイカー覚醒

フランクフルトの攻撃をリードする鎌田(右) photo/Getty Images

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順調に伸びるアシスト数

結果は3-3のドローだったが、フランクフルトのサムライがまた暴れてくれた。

28日にウニオン・ベルリンと対戦したフランクフルトでは、日本代表FW鎌田大地が2アシストの活躍を披露。鎌田がお膳立てし、それを前線のアンドレ・シウバとバス・ドストが決める。フランクフルト自慢の攻撃トリオが揃って結果を出したゲームだった。

鎌田は開幕から9試合に出場して得点数こそ1点だが、アシスト数は早くも6点目となった。独『Hessenschau』は鎌田のパフォーマンスを絶賛しているが、集計では鎌田はバイエルンFWトーマス・ミュラーと並んで現在ブンデスリーガのアシストランク1位だ。ブンデスを代表するチャンスメイカーと言っても大袈裟ではないだろう。
それだけではない。ウニオン・ベルリン戦でフル出場した鎌田は両チーム合わせてトップとなる12kmもの走行距離を記録している。走れるチャンスメイカーへと成長した鎌田は、今のフランクフルトに欠かせぬ人材だ。

スペースでボールを受け、前を向いて相手守備陣を巧みにかわす技術もある。まだ一貫性が欠如していると指摘されることはあるものの、ブンデスリーガでも違いを生み出せるだけの実力は備えている。フランクフルトの攻撃が機能するかどうか、そのカギを握る人物の1人が鎌田なのだ。

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