アーセナルが冬に狙うべき救世主候補は 中盤を変える存在となれる“4名”

今夏獲得を断念したアワールだが、冬にもう一度アプローチをかけてみるのはアリか photo/Getty Images

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補強次第では昨季マンUのようなシナリオも

いったい今季のアーセナルはどうしてしまったのか。ここまで10試合を終え、プレミアリーグで勝ち点13の14位に甘んじている同クラブ。開幕前には優勝争いにも加わることが期待されていた彼らだが、蓋を開けてみれば大不調。新時代の幕開けとなるはずだったシーズンの序盤戦は、最悪の滑り出しとなってしまった。

そんなアーセナルに希望はあるか。冬の移籍市場は、彼らにとって一つ需要なポイントとなってくるかもしれない。昨季はスタートダッシュに失敗したマンチェスター・ユナイテッドが、冬にMFブルーノ・フェルナンデスを補強したことで大躍進。最終的には3位でシーズンを終えている。こんな例もあるだけに、今季のアーセナルも早々に望みを捨てるべきではないだろう。

では、冬のマーケットにおいてガナーズはどんな選手を獲得するべきなのか。英『talkSPORT』が勧めるのは“創造性に長けたMF”だ。たしかに、今季深刻な得点力不足に喘ぐアーセナルに足りないのは、攻撃に変化をもたらすことができる存在だろう。そういった事情を踏まえ、同メディアは彼らの救世主となれるだけのポテンシャルを備えた選手“4名”をリストアップしている。

1.フセム・アワール(リヨン/22歳)


1人目は今夏の獲得も噂されたアワールだ。攻守に気の利いた動きを見せる同選手が加入となれば、アーセナルの総合力は大きく向上することとなるだろう。昨季はリヨンで41試合に出場し9ゴール10アシストを挙げた同選手。決定的な仕事ができるテクニシャンは、まさに理想的な存在と言える。

現時点でアーセナルが最も興味を獲得に興味を抱いているとされるショボスライ photo/Getty Images

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2.ファビアン・ルイス(ナポリ/24歳)


レアル・マドリードやパリ・サンジェルマンといったクラブが獲得に興味を示しているとも伝えられているF・ルイス。争奪戦は必至だが、確保できればアーセナルは中盤に“高さ“というプラスアルファの武器を手に入れることとなる。プレイの引き出しも多く、他の候補にも引けを取らないテクニックは見ものだ。

3.ロレンツォ・ペッレグリーニ(ASローマ/24歳)


3人目はローマの中盤を司るペッレグリーニだ。巧みなボールタッチと創造性で中盤に違いを作る同選手も、今のアーセナルにはピッタリな選手と言えるか。針の穴を通すようなパスには定評があり、広い視野を駆使した展開力も抜群。下部組織育ちの彼をローマが手放すかは怪しいところだが、獲得できるのであれば是非狙いたい選手だ。

4.ドミニク・ショボスライ(ザルツブルク/20歳)


現時点でアーセナルが最も獲得に本腰を入れているとされるのが、このショボスライだ。これまで何人ものヤングタレントをビッグクラブへ輩出してきたザルツブルクの最新作で、同クラブのアシスタントコーチを務めるレネ・マリッチは彼のことを「いずれ世界最高のセンターMFとなれるだけのポテンシャルを備えている」と評価している。抜群のテクニックを誇るヤングタレントは、ガナーズにとって喉から手が出るほど欲しい存在と言えるだろう。

いずれの選手も獲得のハードルはそれなりに高いが、確保できればアーセナルの調子が上向く可能性は低くない。はたして、この中に今季後半戦にアーセナルを救うこととなる選手はいるか。今後の動向には注目したいところだ。

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