ガナーズの攻撃力不足は18歳で補うべし? “NEXTイブラヒモビッチ”にかかる期待

身長190cmのサイズを誇るメラー photo/Getty Images

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高身長の有望株FWを起用すべきか

2020-21シーズン、アーセナルの攻撃力不足は深刻な問題となっている。前線の破壊力は同クラブにとって最大の強みだったはずだが、今季はここまでプレミアリーグでの総得点がわずか「10」。なんと、彼らはリーグで4番目に少ない数字を記録することになってしまっている。

しかし、そんな危機的状況のアーセナルを18歳の新鋭FWが救うのか。英『Daily Mirror』は、U-23カテゴリで活躍する18歳に期待を寄せている。その名はニコライ・メラー。今夏移籍市場でガナーズに加入したばかりの新鋭FWだ。

身長190cmの長身を活かした空中戦を得意とし、スウェーデン出身ということもあって、各方面から“NEXTズラタン・イブラヒモビッチ”と呼ばれることも多いメラー。決定力に関しても、すでにその才能の片鱗は見せており、今季はここまで18歳ながらU-23カテゴリでの6試合で3ゴールを奪っている。「トップレベルで通用するかはまだ未知数だが、得点が奪えない現状でアーセナルはあらゆる可能性を探るべき」。同メディアはこのように伝える。
たしかに、アーセナルが調子を取り戻すためには何かを変える必要があるだろう。大外からの単調なクロスしか攻め手がない現状、空中戦を得意としていないピエール・エメリク・オバメヤンを中央で無理に使う意味はない。この戦術自体が不本意な形である可能性は高いものの、結果としてクロス戦術になってしまうのならば、高身長のメラーを抜擢するのはアリだ。

2020-21シーズン、攻撃力不足に喘ぐアーセナルを救うかもしれないメラー。彼が入ることでクロスからの得点が増えるのであれば、それはそれで良しということになるだろう。兎にも角にも今のアーセナルに必要なのは、どんな形からでもゴールを決めること。苦しい状況で18歳を抜擢することに否定的な意見は少なくないかもしれないが、なりふり構ってはいられない。

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