イスコ、エジル、エリクセン、デル・アリ 目立つ“チャンスメイカー”の苦戦

イスコもなかなか輝けず photo/Getty Images

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チームスタイルに合っていない選手も

世界トップレベルのテクニックを持ちながら、なかなか活躍できない。今季はそうしたチャンスメイカーが目立つ。

スペイン『MARCA』が目をつけたのは、10番に近い位置でプレイする選手たちの現状だ。アーセナルならばMFメスト・エジル、レアル・マドリードMFイスコ、インテルMFクリスティアン・エリクセン、トッテナムMFデル・アリ。彼らはワールドクラスの攻撃的MFだが、今季はほとんど活躍できていない。

エジルの場合は指揮官ミケル・アルテタの構想から外れており、イスコはリーグ戦で319分間プレイして得点もアシストもゼロ。アントニオ・コンテのスタイルへの適応に悩むインテルのエリクセンも373分間のプレイで得点とアシストはゼロ。彼らの能力は確かなだけに、別のクラブでプレイしていればもっと数字は残せたはず。それだけに現状は歯がゆいものがある。
トッテナムも攻撃はハリー・ケイン、ソン・フンミンを中心としたスピーディーなものとなっており、主にトップ下でプレイしてきたデル・アリには出番が回ってこない。

エリクセンもコンテのスタイルには合っていない photo/Getty Images

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能力は間違いないが……

さらに同メディアはユヴェントスのFWパウロ・ディバラ、バルセロナMFフィリペ・コウチーニョも苦戦組に加えている。ディバラはもう少し高い位置でプレイする選手だが、今季ここまで657分間プレイして2得点0アシストと、苦戦しているのは間違いない。

コウチーニョは3得点2アシストとまずまずのスタートを切ったものの、実力から考えると物足りない数字か。それこそリヴァプール時代の輝きとは違いがある。

彼らチャンスメイカーは他のポジションの選手に比べて、チームスタイルの影響を受けやすいと考えることもできる。特にエリクセンやデル・アリはマウリシオ・ポチェッティーノが指揮していたトッテナムでは抜群の輝きを放っていただけに、現状は寂しい。

挽回するだけの才能はあるはずだが、今季彼らが輝く時はくるのか。

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