来季にはサラーのバックアッパーに? 武者修行中の若手FWが伸びている

ブラックバーンにレンタル移籍しているエリオット photo/Getty Images

リヴァプールの若手は頼もしい

中盤で存在感を放ち始めたカーティス・ジョーンズ、負傷離脱したDFフィルジル・ファン・ダイクとジョー・ゴメスの穴を必死に埋めているリース・ウィリアムズやナサニエル・フィリップス、ビリー・クメティオなど、今季のリヴァプールでは若手の奮闘が目立つ。

彼らは数年後の主力プレイヤーとして大きな期待がかかるが、頑張っているのは彼らだけではない。今季印象的なパフォーマンスを見せているのは、2部のブラックバーンにレンタル移籍している17歳のFWハーヴェイ・エリオットも同じだ。

エリオットはウイングを主戦場とするレフティーアタッカーで、昨季もプレミアリーグを2試合こなすなど指揮官ユルゲン・クロップから大きな期待を受けている。今季は次なるステップとしてブラックバーンにレンタル移籍したわけだが、ここまで2部で14試合プレイして4得点4アシスト。すっかり主力となっており、ここまでレンタル移籍は順調に機能している。

今後の補強策によっても変わってくるだろうが、来季にはモハメド・サラーやサディオ・マネのバックアッパーとして計算できるかもしれない。特に同じレフティーとしてサラーの後継者的存在になってくれれば理想的だ。

英『sky Sport』も来季エリオットがリヴァプールの戦力となっても驚くことはないと伝えており、すでに2部の舞台では十分に通用することを証明している。エリオットの成長次第ではリヴァプールの前線ポジション争いがさらに激しくなる可能性もあり、若手が伸びているリヴァプールでは壮絶なサバイバルが始まろうとしている。

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