“モウリーニョ流”は現実的でも退屈なのか 王座狙うスパーズのスタイルに疑問も

トッテナムを指揮するモウリーニョ photo/Getty Images

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レスター相手の敗戦に内容悪いと指摘が

ジョゼ・モウリーニョ率いるトッテナムは現実的なチームへ仕上がっており、強敵と対戦する際にはモウリーニョらしく堅守速攻を軸に戦う機会も少なくない。

それで優勝争いに絡めるならば問題ないと言えるが、中にはモウリーニョ流を退屈と感じる人もいるだろう。先日はレスター・シティに0-2で敗れたが、かつてリヴァプールなどで活躍したスティーブ・マクマナマン氏はトッテナムの戦いが極めて悪かったと批判している。

「もしレアル・マドリードの白いシャツを着ていたなら、レギロンは攻め上がっていただろう。それがトッテナムでは守備的に考えている。もしトッテナムがリーグ制覇や2位に入るなら、この戦い方は酷い。彼らが選手たちの幸せを維持したいなら、前へ行かなければ。ネガティブだ。トッテナムのサポーターはこれを家で見ている。このスタイルに満足だろうか?」
英『Football London』によると、マクマナマン氏はこのように語っている。モウリーニョの戦い方が守備的と批判されるのはこれが初めてではないが、今の戦い方はプレミア制覇を狙うにはふさわしくないのか。

時にポゼッション率で大きく相手を下回ることもあり、エンターテイメント性溢れるサッカーとは言えないゲームも少なくない。カウンターのキレ味は面白いが、格下をねじ伏せるような戦い方も欲しいところか。

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