マンUの前線に加わった異質なベテランFW “33歳”が攻撃陣を変えた

今季マンUに加入したカバーニ photo/Getty Images

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ラッシュフォードも脱帽

今夏マンチェスター・ユナイテッドに加入した33歳のストライカーは、赤い悪魔の攻撃を変えたのか。同じアタッカー陣の一角としてプレイするイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードは、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニがチームの前線に与えた影響について語っている。

ついにマンUへ純粋なセンターフォワードと呼べる一流選手がやって来た。カバーニの加入時、そんなふうに喜んだファンも多かったことだろう。その年齢やプレミア初挑戦という点に不安要素こそあったものの、パリ・サンジェルマンやナポリなどで得点を量産してきたストライカーに対する期待は大きかった。そして現在、カバーニはその期待に応える活躍をイングランドで披露している。

ここまでは新天地で公式戦13試合に出場し、5ゴール2アシストを記録しているカバーニ。これまでマンUに在籍していた選手では奪えないような得点の形も多く、彼は間違いなくマンUの前線において他の選手とは一味違う存在感を放っている。現地時間26日に行われたレスター・シティ戦後、そんなカバーニの重要性をラッシュフォードも『MUTV』へ次のように語っている。
「エディンソンは疑いようのないトッププレイヤーだ。彼は僕らがすでに持っていたものとは異なる要素をもたらしてくれたよ。彼のおかげで、チームはまた別の次元に到達できるようになった。彼がプレイすれば、チームの得点は増える。エディンソンはゴールを奪うことも、アシストを提供することもできるからね。今日のアシストも素晴らしいターンからだったよ」

このレスター戦で、一時勝ち越しとなるブルーノ・フェルナンデスのゴールをアシストしたカバーニ。決してボックス内でパスを待つだけでなく、このアシストのように最前線から一列降りてチャンスメイクもできる。これだけ多くの引き出しを持っている彼の存在感は絶大。ラッシュフォードも、そんなウルグアイ代表FWには頭が上がらないようだ。赤い悪魔の攻撃を変えた33歳のベテランストライカー。カバーニの躍動からは今後も目が離せない。

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