もうスコールズを超えたのか 赤い悪魔を牽引する超攻撃的MF

マンU攻撃陣を牽引するB・フェルナンデス photo/Getty Images

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とにかくゴールに絡むチャンスメイカー

現在のマンチェスター・ユナイテッドを語るうえで欠かせない選手。そう聞けば多くの人は昨冬の加入以降、圧倒的なパフォーマンスを披露し続けるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスを思い浮かべることだろう。瞬く間にチームへ適応し、昨季マンUの救世主となった同選手。2020-21シーズンも彼は攻撃の要として、赤い悪魔を牽引する存在となっている。

今季はここまで公式戦22試合に出場して14ゴール8アシストを記録しているB・フェルナンデス。出場試合数と同じだけゴールに絡んでいるというのだから驚きだ。このポルトガル代表MFがピッチ上にいるかいないかで、マンUが繰り出す攻撃の質は大きく変わる。

そんなB・フェルナンデスの能力を大絶賛するのが、マンUのレジェンドであるポール・スコールズ氏だ。自分自身も現役時代は中盤の盟主だったスコールズ氏。しかし、同氏は今のB・フェルナンデスの方が自身よりも優れたプレイヤーだと、マンUのクラブ公式サイトへ次のように語る。
「ブルーノがやっていることは本当に強敵だよ。ユナイテッドは最悪とも言えるスタートを切ったけれど、今後は彼を中心に良くなっていくと思うね。ブルーノ自身が入団時よりとてつもなく成長しているよ。今の彼は現役時代の私よりも優れている。彼の方が多くのゴールを生み出すからね。それにセンセーショナルだ。とても私とは比べることができないよ。ユナイテッドに来てからというもの、彼はどんな試合でも常にゴールに絡む。スポルティング時代にはそれ五度でもなかったのに、本当に素晴らしい成長だね」

自身の現役時代よりも直接的にゴールへ絡むことができるB・フェルナンデスを、スコールズ氏は非常に高く評価している様子。同氏を“マンU史上最高のMF”と称するファンも少なくないが、このポルトガル代表MFがその座を奪う日もそう遠くはないのだろうか。まだ加入してからそれほど時間は経過していないものの、B・フェルナンデスは人々の心を鷲掴みにしている。

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