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平均11.198kmも走る 放出候補とも言われたミランMFの大復活|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

平均11.198kmも走る 放出候補とも言われたミランMFの大復活

ミランの中盤を支えるケシエ photo/Getty Images

今では中盤のキーマンに

未だセリエAで無敗を維持して首位を走るミランでは、39歳とは思えぬ能力を発揮しているFWズラタン・イブラヒモビッチや背番号10にふさわしい活躍を見せるMFハカン・チャルハノール、セリエAを代表する左サイドバックへ成長したテオ・エルナンデスらにスポットライトが当たる機会が多い。

彼らがチームに大きく貢献しているのはもちろんだが、他にも注目すべき選手がいる。昨夏の段階では放出候補かと思われていた24歳のMFフランク・ケシエである。

[4-2-3-1]の陣形を組むうえでダブルボランチに入るケシエはチームに欠かせない存在であり、ケシエとイスマエル・ベナセルのコンビは非常に上手く機能している。ベナセルの方は高い技術を活かした攻撃的なプレイを持ち味としており、相棒のケシエはフィジカルの強さが1つの武器。異なる長所を持った理想的なコンビと言えよう。

得点数やアシスト数で見るとケシエの貢献度は目立たないが、とにかく中盤で走り回ってくれる。今季リーグ戦においてケシエは1試合平均11.198kmの走行距離を記録しており、これはセリエA全体で9番目の数字だ。ミランの中ではダントツの1位で、中盤の守備を引き締めるうえでケシエの存在は欠かせない。

ミランは昨季後半戦より[4-2-3-1]のシステムがフィットし、怒涛の快進撃を見せている。以前は[4-3-3]のシステムを採用することも多く、ケシエは主にインサイドハーフに入っていた。その役割もこなせるが、より守備に重きを置いたダブルボランチの一角でプレイする方が合っていたのかもしれない。

放出候補から一転してチームに欠かせない存在となったケシエも、優勝へのキーマンだ。派手さはないが、イブラヒモビッチやテオ・エルナンデスらと同じく絶賛されるべき選手だろう。(データは『セリエA公式』より)

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