“C・ロナウド級”も目指せるポテンシャル マンUに来た18歳の才能に刮目せよ

今冬マンUへ完全移籍で加入するトラオレ photo/Getty Images

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「すぐワールドクラスになれると思う」

今冬から正式にマンチェスター・ユナイテッドの一員となる18歳は、クリスティアーノ・ロナウド級の才能を備えた金の卵か。赤い悪魔が新たに確保したヤングタレントに対する期待は大きい。

そのヤングタレントとは、マンUがアタランタから獲得したFWアマド・トラオレだ。昨年10月の時点でクラブ間合意はなされていたものの、労働許可証などの関係で正式な移籍は今冬となっていた同選手。まだ若い選手だけにネームバリューこそないが、その才能は各方面から高く評価されている。アタランタFWアレハンドロ・ゴメスをして「彼はまるでメッシのような選手」と言わしめるほどの逸材で、そのポテンシャルは計り知れない。

そんななか、マンUのクラブOBであるリオ・ファーディナンド氏もトラオレの備える才能に惚れ込んでいるようだ。YouTubeチャンネル『FIVE』に対して、同氏は古巣が新たに迎えたヤングタレントが秘める可能性について次のように語っている。
「うまくいけば、トラオレは今後ユナイテッドに多くのものをもたらすことができると私は思っているよ。彼のプレイ動画を見て、私はそう確信した。トラオレの獲得に携わった人々の話を聞いても、その評判はすごく高いね。将来的にはワールドクラスのアタッカーになるんじゃないかな」

「あまりプレッシャーを与えたくはないんだけど、個人的にトラオレはクリスティアーノ・ロナウドと同じレベルにさえ到達できると考えている。彼を獲得した時だって、ポルトガルの人々以外は誰もこのFWについてよく知らなかった。トラオレはロナウドにとてもよく似ていると思うよ。正しく活用することさえできれば、トラオレはすぐワールドクラスになれると思うよ」

かつてマンUで期待の若手から世界最高峰のアタッカーへと成長したC・ロナウドを引き合いに出しながら、ファーディナンド氏はトラオレのポテンシャルを評価している。はたしてその言葉通り、トラオレはそう遠くない未来にマンUでレジェンド級の活躍を披露することができるのか。獲得時点ではまだ各方面から“未来ある若手”としか認識されていないものの、18歳の大化けには期待したいところだ。

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