日本を粉砕したチリの“万能MF”覚えているか クラブで輝いてほしい27歳の才能

日本戦で得点を決めたプルガル(右) photo/Getty Images

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コパ・アメリカでの衝撃

日本代表も招待国として参加したコパ・アメリカ2019を覚えているだろうか。ベストメンバーで臨めなかった日本はグループステージを2分1敗で終えることになり、残念ながら上には進めなかった。

特に痛かったのは、初戦のチリ代表戦を0-4のスコアで落としたことだ。チリの上手さを感じるゲームだったわけだが、このゲームで日本のファンに強いインパクトを与えたのがチリ代表MFエリック・プルガルだ。

守備的MFとしてフル出場したプルガルは、このゲームで先制点を記録。188cmのサイズを活かした守備も効果的で、この大会では全試合にフル出場した。プルガルのクオリティの高さに驚いたサッカーファンも多かったはずだ。
昨季は所属するフィオレンティーナでも抜群の働きを見せ、守備的MFながらリーグ戦37試合で7得点6アシストと大活躍。タックル成功数はリーグ6位となる73回、攻撃面ではキーパス(シュートに直結するパス)数でリーグ4位となる83本を記録するなど、攻守両面で高い能力を持つ選手だ。

今季は出番が限られているが、本来はもっと高いレベルでプレイ出来る選手のはず。英『Leeds Live』によれば、イングランドのリーズ・ユナイテッドも関心を示しているようだが、ビッグクラブでも活躍できるだけの能力は備えている。

27歳を迎え、選手として最も良い年齢を迎えている。コパ・アメリカの衝撃から約1年半。クラブの方でも、トップレベルの守備的MFであることをもう1度証明してほしいところだ。(データは『WhoScored.com』より)

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