まだ出場してないのにMOM投票“2位”? アーセナルMFの母国で珍事

マンU戦で試合終了間際にアーセナルデビューを飾ったウーデゴーだが…… photo/Getty Images

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母国ファンの期待値が高すぎる

現地時間30日に行われたプレミアリーグ第21節のアーセナル対マンチェスター・ユナイテッドの試合。結果はスコアレスドローとなったが、この試合におけるマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を一人選ぶとすれば誰か。強度の高い締まった試合だけに、その候補は人によって様々だろう。

しかし、それでも“まだ出場していなかった選手”に人気が集まるというのはどういうことか。英『THE Sun』によると、北欧の地でなかなかに奇妙な現象が発生したという。珍事が起きたのは、アーセナルMFマルティン・ウーデゴーの母国であるノルウェー。この試合で前半戦の出場がなかったウーデゴーだが、母国中継局『TV2』がハーフタイム時に行ったMOMの視聴者投票にて、なんと同選手は2位にランクインしたのだという。

なお、その得票率は全体の36%を獲得したトップのMFブルーノ・フェルナンデス(マンU)に次ぐ26%。まだ出場していない選手が、ここまでの数字を残すのは正直言って異常だろう。いくら母国の人々であっても、かなり不思議な現象だ。加えて、後半に入ってからもウーデゴーの得票率は上昇し続け、75分時点ではこの日最高となる全体の41%(トップ)にまで到達したという。
その後、83分から無事に新天地デビューを果たしたウーデゴー。しかし、この試合に関して人々の記憶に残るのは、大人しかった彼のプレイよりもこの珍事となるか。母国ファンの期待が大きすぎて、試合に出ていないのにMOM投票で人気を集めることとなったウーデゴー。次節以降は、その実力でノルウェーの人以外からの支持も集めてほしいところだ。

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