[週末の注目マッチ]南野拓実は守備力をアピールせよ ニューカッスル戦で予想される起用法は 

リヴァプールで出場機会に恵まれなかった南野。サウサンプトンでレギュラーの座を勝ち取ることができるか photo/Getty Images 

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ニューカッスル×サウサンプトン(プレミアリーグ第23節)

2月6日(土) 24:00 キックオフ

2月1日に、リヴァプールからのローン移籍でサウサンプトンに加わったFW南野拓実。今週末のニューカッスル戦が、サウサンプトンの一員としてのデビュー戦となるかもしれない。

現在サウサンプトンを率いているラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、昨シーズンの後半戦より基本布陣を[4-2-2-2]に固定。2ボランチにプレイスキックの名手ジェイムズ・ウォード・プラウズ、肉弾戦に強いイブラヒマ・ディアロやオリオル・ロメウが起用される傾向が強いこと、さらに2列目で先発起用されることが多いセオ・ウォルコットやスチュアート・アームストロングが負傷により出場が困難であることを踏まえると、南野はエースストライカーのダニー・イングスと2トップを形成するか、2列目の一角で起用される可能性が高いだろう。
得点に絡むことができれば申し分ないが、南野としては自身が得意とする相手最終ラインへのプレッシングを積極的に行い、自軍のカウンターの起点となりたいところ。ハーゼンヒュットル監督が掲げるハイプレス戦術に適応し得ることをこの試合で証明できれば、レギュラーの座を射止めることができるだろう。

昨年9月の対戦ではローマがハイプレスを敢行し、ユヴェントスを苦しめた photo/Getty Images 

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ユヴェントス×ローマ(セリエA第21節)

2月6日(土) 26:00 キックオフ

今季のセリエA20試合消化時点で3位につけているローマ(勝ち点40)と、19試合消化時点で4位のユヴェントス(勝ち点39)による上位直接対決。マイボールになると、守備時の[4-4-2]から[3-1-4-2]に陣形が変わるユヴェントスに対し、ローマがどのような守備を行うのか。これが注目ポイントとなりそうだ。

2-2の引き分けに終わった昨年9月の両者の対戦(セリエA第2節)では、ローマのプレッシングが猛威を振るう展開に。ジョルジョ・キエッリーニ、レオナルド・ボヌッチ、ダニーロというユヴェントスの攻撃時の3バックに対し、ローマの前線3人(エディン・ジェコ、ペドロ・ロドリゲス、ヘンリク・ムヒタリアン)がマンマーク気味にプレスをかけるという策が奏功。試合時間の大半において、ユヴェントスのビルドアップを手詰まりにさせていた。

今回の再戦においても、ローマが[3-4-2-1]という布陣の前線3人を起点にハイプレスを仕掛けるのか。それともミドルゾーンや自陣に下がることでスペースを消し、ロングカウンターでの得点を狙うのか。昨夏の対戦でビルドアップを封じられたユヴェントスのアンドレア・ピルロ監督による“ローマ対策”も含め、ハイレベルな攻防を堪能できそうだ。

直近の試合でアンカーを務めているワイナルドゥム photo/Getty Images 

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リヴァプール×マンチェスター・シティ(プレミアリーグ第23節)

2月7日(日) 25:30 キックオフ

今季のプレミアリーグ22試合消化時点で4位のリヴァプール(勝ち点40)は、現段階で21試合消化の首位マンチェスター・シティ(勝ち点47)と顔合わせ。リヴァプールとしては同リーグ連覇にむけ、勝ち点3が欲しいゲームだ。

リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、直近のリーグ戦でジョルジニオ・ワイナルドゥムを[4-3-3]という布陣のアンカー、配球力の高いチアゴ・アルカンタラを右インサイドハーフに配置している。ビルドアップの際にチアゴがアンカーポジションに下り、ワイナルドゥムが右インサイドハーフに上がるケースもあるが、いずれにしてもアンカーの両脇にスペースができる傾向にある。

チアゴやワイナルドゥムとのマッチアップが予想されるのが、敵陣バイタルエリアのスペースを探知する能力に長けるマンチェスター・シティのMFイルカイ・ギュンドアン(主に[4-3-3]の左インサイドハーフ)。リヴァプールとしてはアンカーの両脇のスペースをギュンドアンに突かれ、チャンスメイクを許すという事態を避けたいところ。この3人による攻防の行方は、この大一番の見どころの一つと言えそうだ。

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