C・ロナウドの“後釜”はどうなる ユーヴェの黄金時代に区切りがついたのか

CLで活躍できなかったユヴェントスのロナウド photo/Getty Images

ピルロ体制は苦しいスタート

ユヴェントスの時代に1つの区切りがつくのだろうか。チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦ではFCポルトにアウェイゴールの差で敗れてしまい、まさかの2シーズン連続でベスト16敗退となってしまった。

国内リーグの方もインテルに首位を譲っている状況で、アンドレア・ピルロ体制で始まった今季は何とも苦い戦いになっている。

問題は来季以降の戦いだが、今後考える必要があるポイントの1つがクリスティアーノ・ロナウドの後釜問題だ。

チャンピオンズリーグ制覇の目標は達成出来ていないが、ロナウドが現チームの重要な得点源であることは間違いない。リーグ戦では20得点を挙げて得点ランク首位を走っており、36歳の今も得点力はずば抜けている。

しかし、いつまでもロナウド帝国が続くわけではない。年齢的にも後釜探しへ動いておくべきだ。

先日にはパリ・サンジェルマンFWマウロ・イカルディが獲得リストに挙がっているとの話題も出ていたが、ユヴェントスは新しい得点スタイルを模索していかなければならない。レアル・マドリードもロナウドの穴埋めに苦労しているが、ユヴェントス上層部は来季以降の戦いへどのようなビジョンを描いているのだろうか。

アルバロ・モラタ、パウロ・ディバラなど他にもタレントはいるものの、チャンピオンズリーグ制覇を目指すには少々寂しい。一線級の点取り屋が1枚は必要で、新シーズンへ補強は急務か。

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