ELから始める欧州での“再ブレイク” 中国から戻ってきた男に待望の一撃 

ローマに戻ってきたエル・シャーラウィ photo/Getty Images

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ローマの貴重な戦力に

イタリアを離れて2年半。才能豊かな28歳のウイングに待望の一発が生まれた。

11日にヨーロッパリーグのベスト16・1stレグでシャフタール・ドネツクと対戦したローマは、中国から戻ってきたFWステファン・エル・シャーラウィが得点を記録。チームも3-0と完勝を収め、ベスト8入りへ大きく前進した。

エル・シャーラウィといえば2011年より所属していたミランでブレイクし、2012年にはイタリア代表デビューを飾った早熟のアタッカーだった。このままイタリア代表を引っ張っていく存在になると期待されたが、2019年には中国の上海申花へ移籍。やや早すぎる欧州離脱となった。
あれから2年半の時が経ち、今冬にエル・シャーラウィはローマの一員として欧州の舞台へ戻ってきた。まだセリエAの方では得点を決めていないが、ヨーロッパリーグの方で復帰後初の得点を記録することが出来た。これはエル・シャーラウィにとっても大きな一歩だろう。

セリエAで最後に得点を記録したのは2019年5月に行われたジェノア戦だ。今季のうちにセリエAでもネットを揺らしておきたいところで、何より今夏はEURO2020が控えている。若手主体のイタリアにとって、28歳と中堅世代のエル・シャーラウィは戦力になるはずだ。

再び欧州で暴れるきっかけと出来るのか。戻ってきたエル・シャーラウィの今後に期待だ。

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